雨天炎天、やれやれ
きのう、大学生活最後の夏休みが始まった(前期の試験が終わったのです)。何となく、直ぐには帰宅しがたくて生協で本を買い、昼下がりの図書館で健やかに読書。
「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」、そんな気分で帰路につこうとすると、学校の門の前には穏やかでない空気が。「大学当局」と、大学側をそう呼称する人々との揉め事であった。そういえば私は、彼らが何について一生懸命になっているのかも、大学側がどうしてあのような強硬な姿勢を見せるのかも、その本当のところを全く分かっていないのだった。
- 作者: カートヴォネガット,Kurt Vonnegut,金原瑞人
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2007/07/25
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今日読んでいた、村上春樹によるギリシャ・トルコ辺境紀行『雨天炎天』のなかで、「愛は消えても親切は残る、と言ったのはカート・ヴォネガットだっけ」という一文に遭遇した。