みんな、いいヤツ。

ここのところすごく気になっていた、竹内電気を観てきました。コジマでもヤマダでもなく、竹内…というのは彼らのプロフィールに使用されているネタ。

平均年齢22歳、山下達郎を敬愛しているという、愛知県が生んだ「J-POP」バンド。

Hello Mr.Regretのミュージックビデオから溢れ出す、80's「本邦青春学園ドラマ」ミーツ「似非アメリカンMTV」な世界だけしか知らずに行ってきたのだけれど、本物は、ビデオ視聴者の期待にがっちり応えつつ、プラスアルファを見せてくれた。

G/Vo + Key/Vo、がステージの両脇を固め、中央にギター、ベース、ドラムという配置。
バンドのチームワークがすごく良好な感じがするのには、双璧をなすボーカルと、その間でプレイに集中するGt.Ba.Dr.という図も一役買っていると思う。

ミュージックビデオでも抜群の存在感だった、G/Vo氏は、ステージに現れるなり場内を竹内電気色に染めていた。さらさらの栗色ヘアーに図らずも見惚れてしまったのは私だけではないハズ…。加えて、予想を裏切る甘い声質に…(めっちゃうまい)。

ライブが終わってから、そして物販で購入したミニアルバムを自宅で聴いてみての、個人的な要チェックポイントは、バンドリーダーでもある「水色のギターがトレードマーク」なG氏のプレイ。(それを確認したくてライブに行った、というのもあるんだけど…。)
もともと、クリーンな音色で壮大なソロを奏でるプレイヤーに惹かれる性質なので、日本の若手バンドではなかなかお目にかかれない(と思われる)こういうギターに出会うと、すごく嬉しくなる。

上述のミュージックビデオの演出や、バンド名だけを眺めていると、「キワモノ」バンドという印象を与えそうなのだけど。
詞の世界も、そして二人の個性派ボーカルを煽り立てるかのように歌い上げるギターも、正真正銘ホンモノのようです。

四日市で、UNCHAINと同じステージに出演するみたい…それって夢みたい。

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前回の日記での宣言をいきなり撤回するかたちとなったけど(就活ガンバリマス)、良いバンドに出会えたのでメモメモ。


♪Hello Mr.Regret↓「キワモノ」とか言ってしまったけど、これはMV史上に残る傑作だと思う。
http://www.indiesmusic.com/PVWatch.aspx?video=MTAyODE%3d-VNvBnrsB%2fIM%3d