叱咤激励

今日は、あなたがいま心から志望している企業の面接日だ。 今の会社へは、既に退職の意思を伝えているし、先輩や上司も退職に向けた手続きに協力してくれている。 肝心の業務は三月までで実質完了しているから、机に座って何を思い浮かべるにも、十分すぎる…

雨天炎天、やれやれ

きのう、大学生活最後の夏休みが始まった(前期の試験が終わったのです)。何となく、直ぐには帰宅しがたくて生協で本を買い、昼下がりの図書館で健やかに読書。 「これが幸せでなきゃ、いったい何が幸せだっていうんだ」、そんな気分で帰路につこうとすると、学…

週末と海の日

おとといの晩、とにかく何かライブを観たくて、新宿のライブハウスに行ってきたのだが、耳鳴りと消化不良な感覚が後を引き、何のために雨降りの中出て行ったのだろうか、お金も無いのに…などと悶々とした日曜を過ごし、今日はまた新宿(の別のライブハウス)に…

暑さしのぎに

高校時代の国語の先生から、4年ぶりでハガキが届いた。なぜだか、ぐうーっと(お腹ではなく気分が)なっているときに、意外な人物からの便りがやって来る。そしてこれがまた、ものすごく良く効きます。 最近読んだ本のことでも知らせてください。暑さしのぎに…

みんな、いいヤツ。

ここのところすごく気になっていた、竹内電気を観てきました。コジマでもヤマダでもなく、竹内…というのは彼らのプロフィールに使用されているネタ。平均年齢22歳、山下達郎を敬愛しているという、愛知県が生んだ「J-POP」バンド。Hello Mr.Regretのミュージ…

支給明細書

帰宅してすぐに開いた、熱烈に志望していた企業からの1次面接不合格の通知に、首がへしおれるほどうな垂れていた。お風呂から上がり、もう何か変わったことでもしなければやってられん、という心境で、冷蔵庫から缶ビールを取り出し台所に立ったまま一気飲…

小さな四角い窓から、満月の光といっしょに

ダウンジャケットの前を、力士風情が漂うことを恐れて留めずにここまでやってきた今シーズン。日暮れた後に外出した今日、余計なことを考える間も無く、指がボタンをパチンと合わせていた。暖かかった。「志望の理由」とか、「PR」という言葉にうっと詰まっ…

自由な午後のすごし方

スズメに襲われたことがあるんだ、と言ってもあまり本気にしてもらえないのだが、そこで諦めずに、駅に住みつくハトの「対ヒトセンサー」がほぼ無反応なことを引き合いに出すと、どうにか納得してもらえる。冒頭の「スズメ」は、通っている大学のキャンパス…

甜茶はじめました。

もしも自分がカエルだったらノコノコと外に飛び出していたにちがいない、と思わせる陽気。誰が何と言おうと、今日は完ぺきな散歩日和だったのに、バイトのあとは何故かそのまま帰宅。もったいないよ、君。雑に、かつ中途半端に集めて散らかったままの情報を…

まいどあり

バイト先のそばにある古本屋へ数ヵ月ぶりに行ったら、会計の際に「髪型かわってるから初め分からなかったよ」とにこやかに言われて、仰天する。“初め”もなにも、覚えていてくれてるのですね…と、人生で初めて行きつけの呑み屋ができたサラリーマンのごとき気分…

丹精

昨晩のはなし。ひろがり続けるもやもやに黙って巻かれていたって良いことはひとつもないので、「この内容を登録」した後、御礼メールの送信作業にとりかかった。(サークル活動の延長線で、初めての「れっきとした社交の場」で大名刺交換会を体験してきたのだ。…

大工よ、

成人式(何かおかしいと思ったら!)「成人の日」前日に行ってから一月も経たないのに、また髪を切りに。木登りが上手そうな仕上がり。気に入った。大きな窓のそばの椅子で、たっぷりの陽を浴びてのぼせてしまう。陽に射られるのは具合がわるい。女の子(もしかす…

酸欠だもの

ドアが閉まります、のアナウンスとともに滑り込んできたスーツ姿の若い男性。ドアが閉まるが早いか、手にしていた雑誌を開いた。水着姿で微笑むグラビアアイドルが眩しい。問題は、男性の呼吸があまりに乱れていたことである。 読みたい聴きたい行ってみたい…

表現の拙さは遺伝するのかしらん

いい曲だね。こんなの持ってたっけ? のろのろと出かける支度をする私に、こう問うたのは母である。昨晩、最後に聴いていたCDをそのまま朝のBGMにしていたのだが、どうもこれは聴いたことの無い代物だぞ、と気が付いたらしい。前の晩の、ヘッドホンにつない…

セルフタイトル

小さい店で、探しているものが全滅だったときにふと、懐かしい名前が目に入ると、「買うか否か」のメーターは間髪入れずに買うの方へ振れる。そんな、がっかりの反作用で数日前に買ったCDを聴きながら。 ・ブックレットの「ぼくはぼくのこと好きさ」濃度が比…

セロテープの台は小象のような形をしていた

朝刊の片隅にあった記事に背中を押してもらい、竹橋の東京国立近代美術館に行ってきた。目当ては「柳宗理 生活のなかのデザイン」だったけど、入館料の130円(大学生)で、常設の絵画もたくさん見ることができた。おかげで“なにかをじっくり見たい”という欲求…

皿になるか釘付けか

・UNCHAINというバンド。the band apart みたいな音なんだけど、細部にもっともっと色んなモノが凝縮されている感じ。うわーこの人たち、きっといい音楽をたくさん聴いてきたんだろうなー!というような。日本の若者じゃないみたい、玄人、このボーカルはち…

不摂生な生活の終焉に際して

(朝記す。)徹夜は大学に入ってから初めてしたけど、それ以来なぜか、コールドプレイの"InMyPlace"が朝にじんわりと達成感を感じながら聴く曲と決まっている。今回はちょっとフライングして、まだ外も暗くて、完成もしてないうちに聴いてしまった。アルバムの…

「ここはそんなに大事か?」

朝方眠りにつく日が続いている。今回は、いつもより早くから準備したつもりだったんだけどなぁ…。図書館で(地上の二冊は貸し出し中だったため、アンダーグラウンドから)借りている分厚い本が、とても状態の良いものだったので、ひょっとすると自分はこの本の…

まどろむイルカを尻目に

・『本の雑誌』を今日は立ち読みできた。青山さんはああいう文章を書くんだネ。 ・山田はいなかったけど、戦車の挿絵は期待に違わずかわいかった。(切らずに写してしまった)文章も面白い。

眼→肩→頭(反対もあり得る)

14日のインテリ源チャン登場の講演会、楽しみにしていたのに行けなくなってしまった。レポートが抜き差しならない状況だから、ではなくて、抜け出せない用事が出来てしまったため。レポートは書かにゃならんし、講演会にはいけないし。「用事」のための数時間…

本日の取り組み

とくに17時台になると、見事な体をした力士が多かった。化粧回しや行司の着物の煌びやかなことと言ったら。最後の弓取は、帰り支度をし始める人垣ごしにしか見ることができなかったのだが、バトントワリングも真っ青という感じだった。あれだけをとことん見…

手ぶくろを買いに

いつもはのぼせるほど暖房が効いている6限の教室が、今日は冷蔵庫のようだった。みんな居眠りもせず、90分間凍えていた。そんななか、私の後ろの女の子は、「スースー」と「グーグー」の中間のような寝息をたてて周囲の注目を集めていた。大教室だから先生の耳に…

recycle

ヘッドホンで音楽を聴くと、例えば最後の一音の伸びかた(消え方)一つとっても、それがそれまで自分の耳が全く捕らえていなかったものだったりして、その瞬間、もう何度も聴いているはずのその曲に初めて出会ったような気持ちになる。このCD、もう大分昔に何…

山田はかわうそ

また(よみうり)新聞のはなし。 ・土曜朝刊だけの大型連載(丸1ページが小説とその挿絵に割かれる)の、新たな挿絵担当がなんと!吉田戦車だという。新聞の紙面に吉田戦車ワールドが展開されるのかぁ…ごくり。山田らしき生物が描かれていた日には、迷わずそこ…

よくない傾向

ちょっと性格がひねくれているせいなのか、世間の多くの人々がワァ〜と盛り上がるようなことから、わざと距離を置こうとする傾向が自分にはある(と思う)。またそれは、故意にではない場合もある。駅伝の場合はどちらかというと「わざと」の方に当てはまって…

ぼーっとしてしまう

わりと煮詰まっている。自分で勝手に設けたステップその1、「基本問題だけに手を付ける」を終えて、昨日からステップその2「練習問題をどんどん解く」に入ったのだけど、まるでどんどん解けず、時間と気力がみるみる失われていく。若かりし自分に会う機会が…

朝起きてまず読むもの

真っ先に目が行くのは天気予報で、そのまま「編集手帳」へと流れる朝が多い。ねぼけた頭をいくらか“しゃん”とさせてくれる、ありがたい存在。今年最初の朝も、そんな風に始まりました。 机の上に独楽が置いてある。年の瀬に訪ねた京都の路地で道に迷い、案内…

365

よくわからないけど、とにかく、365回目の夜ももうすぐ終りで、明日は1回目の朝だ。またこつこつと、次の365を目指そう。メモしておきたい光景と、良いなぁと思うことがたくさんありますように。迷ったときは基本に帰ろう。と、いうことで年越しBGMは(あ、PC…

ハレはどこいった

「実家に帰る」というフレーズを耳にするたび、「ではリセットしにいってくるね」と言われたようで、すこし羨ましくなる。ケから抜け出すための飛び道具はないものか。(とか言いながら自分は一人では日々をまっとうできないこともよく分かっている。) バイト…