listen!

 疲れた素振りも見せず、さらなる仕事を快諾する様には頭が下がる。その顔には疲れの影が滲んでいたりすると、尚更のこと。背筋が延びる思いがするのはそんな時だ。
背筋が延びる思い という言葉はあったっけ。

雨の日にはこれを聴こう、と言える1曲を見つけたい。もしくは出会いたい。

 ほしかった本は見つけられなかった。代わりに、『日々の泡』を。のっけからの目くるめく修辞に、小説っていうのはそういえばこういうものだったな、という感慨を覚えた。

延びる…伸びる?だね?