神様の足首(踵でもいいか)

・卒論の担当教官とはじめましてのご挨拶の日。自分にとっては、唯一の顔見知りと言えるような存在が主査であった。というわけで「はじめまして」は言わなかった。
・こういうのは今だけ、いや今日だけだから、と言われて非常勤バイトを血眼になってこなす。辞めると言えずに年を越しそう。
日本武道館で神様をみる。相手が神様だけに、その気さえあればダッシュして、柵を飛び越えて「やぁ」と言える距離にいるんだ…という事実(?)はいつだって信じがたい。
赤いSGを奏でる金髪のギタリストが、“かみさま”の域に達していると思った。SGってあんなに綺麗な音がするものなのかー。背骨や頭部をほとんど揺らすことなくひたすら俯きがちに弾く姿と、繰り出されるフレーズの「可能性∞」といった趣とのギャップには心くすぐられるものがあります。
“神様”はと言えば、ボーカルを他に譲るシーンがずいぶんあったけど、相変わらず指がとてもよく動く(声だって、相変わらず良いのだけど)。リズムをとって上下する足首を見ながら、自分も足踏みをしてノッて、勝手に一体感を手に入れました。

ライブを一緒に見た人ときゃいきゃい言いながら帰路に着く…憧れるぜ。