明日になれば

 昨日今日と、山形から上京してくれたキカクシャさんに同行。道一面を覆うイチョウの葉を見て、山形とこちらの気候の違いに感じ入っていたのが印象的だった。いよいよ近日中に「決断」ができそう。疲れてへろへろしかけていたけど、ツェッぺリンを探すため帰りにお茶の水に寄る。(すぐ影響される。)判断力が鈍っていたのと安かったせいで、"BBC SESSIONS"なる、ビミョーなパッケージのアルバムを買ってしまう。(ベストアルバムしか聴いたことの無い自分でも知っている曲ばかりだった。)また今度。

 「あまりにもあまりにもである。」という表現をある人が使うのを聞いて、上手い表現だなぁ、ちょっと使ってみたい、と思っていたのだが、今晩の電話にこそこの言葉はふさわしい。「てやんでい!」と話をさえぎって、電話を切り(ついでに投げつけ)、人気の無い夜の車道を裸足で疾走。…なーんてことができたら、気持ちがいいんだろうな。

 おととい、話題沸騰中の『yom yom』をついに購入。駅の本屋さんだけど、袋がクリスマス仕様の赤になっていて、こんな袋で持ち運ばれたらパンダも本望だろうな、とばかなことを思う。読んでも読んでも、まだまだたくさんあるよ!という感覚が、文芸誌を自分で買って読んだ経験の殆ど無い自分には新鮮かつ幸福。まだ半分くらいある。

 今さらだが、このブログにはなるべく「その日目にした忘れがたい光景」や、「良いなぁと思ったこと」を書き留めておこう、と思う。今日は“あまりにもあまりにも”な40分間が強力すぎて、少しネガティブなものが混入してしまった。