なにより天気が良かったし、ね。

 今日は、卒論(計画書)のための読書をする日、と決める。3日提出の用紙に記入することはまだ何ひとつハッキリしていない状態だけど、一日図書館にいられるのがじんわり嬉しい。何かそれらしい資料でも…という気持ちもあって、馬場歩きをする。昔の角川文庫(だったはず…)の『フラニーとズーイ』がすごくかっこ良かった…。当時は野崎さん訳が唯一だったのかと思っていただけに、“なぜ「ゾーイー」にしたのか”疑念が再燃。
 かっこいい装幀を鑑賞するためじゃなく、読むための(さしあたって計画書作成の助けとなるような)ものを買おう、という心構えで臨んだのだが、気付くとその店では『山田さん日記』を買ってしまっていた。インテリ源ちゃんの影響(『文学がこんなにわかっていいかしら』)である。その後もフィッツジェラルド雨の朝パリに死す』などを購入。二昔くらい前の文庫本は、デザインがいいなぁ。すごくかっこいい。
 一応、頭のメモに“カルヴィーノ”と“ノースロップ・フライ”を書き付けていたのだが、前者とは遭遇できず。後者はみすず書房価格に腹を決めかねて手が出ず。(『文学が〜』で触れられていたものとは違ったこともあり。)
 図書館で、とりあえず色々読んでみる。読んでみるだけ。要するに、今まで何も思考してこなかったし、読書量が圧倒的に少ないんだ。もうちょっと時間があったらなぁ!
 (読書量は少ないのに…)久々に自室の本を整理しようとしたら、どうがんばっても本棚に収まらなくなってしまった。CDもあふれているし。なんとかせねば。
ノースロップ・フライ。ノースロップ・フライ。何だか見た目も音も気に入ってしまった。ノースロップ・フライ。

 『山田さん日記』の前に、American Beautyを買いました。グレイトフル・デッドです。なぜ突然丁寧語を使っているのかは不明ですが、Working Man's Deadの方が好みだったことは確かです。


明日から青空古本市らしい。くう〜。