不摂生な生活の終焉に際して

(朝記す。)徹夜は大学に入ってから初めてしたけど、それ以来なぜか、コールドプレイの"InMyPlace"が朝にじんわりと達成感を感じながら聴く曲と決まっている。今回はちょっとフライングして、まだ外も暗くて、完成もしてないうちに聴いてしまった。アルバムの一曲目はきつ過ぎて、毎回飛ばす。そして"InMyPlace"よりも、"WarningSign"とさいごの"Amsterdam"にぐっときて、満足する。

 最後のおおもの、日本近現代史のレポートが何とか完成。途中何度かもう無理かと思った。参照した5冊のうち4冊が岩波の一味で、巻末の「○○に際して」というのが、各シリーズについていることを発見して、ぐっときた。ぐっと来やすいのが徹夜明けの特徴です。

(夜記す。)上記のあと、提出期限まではまだ間があったため、書けそうになくて提出を諦めていたものをギリギリまで粘ってみることに。予め「家を出よう」と決めていた15時に、二つ持って出かけることができた。天晴れ。これで正真正銘の完了。
 帰り、生協は既に閉まっていたので、学校近くの書店へ。ハードカバーのどっしりした本でも買おうかと思ったけど、結局文庫を二冊。しかもどちらも女性作家のエッセイ集。自分にしては珍しい買い物だ。
・『あるようなないような』川上弘美(前図書館で読んだんだけどなぁ)
・『コルシア書店の仲間たち』須賀敦子(この人の本をずっと読んでみたかった)
須賀さんの文章は、びっくりするようなタイミングでシビアな単語が出てくることが多くて、読前に勝手に抱いていたイメージとは結構ちがう。『あるようなないような』はやっぱり買って良かった。